2014年の春、話題になったのは初期化された何にでも成長しうる細胞がほんとうにできたのかどうかをめぐる騒動でした。もし、そんな細胞が簡単に作れるとしたら、人類の歴史はじまって依頼の画期的なことです。
わたしはだれでしょう?というクイズがあります。たとえば、「わたしは海に住んでいます。海の中ではいちばん大きな動物です。時々潮を吹きます。わたしはだれでしょう?」と聞かれて答える遊びです
みどりの野原にたまごが落ちていました。たまごは雪のように真っ白でした。だれのたまごかだれも知らない、謎のたまごです。めんどりが「これはわたしのよ」といいます。すると、おんどりが「これは、めんどりのよりおおきいぞ。だから、これはわたしのだ」といいます。ところが、ねこが「おんどりがたまごうむかしら?これは、ねこのたまごです」という。こんどは、いぬが、ねこがたまごを生むものか、
「三びきの子ぶた」の話を知らないひとはいないでしょう。一ひきめは、わらで家 をたて、二ひきめの子ぶたは木の枝などで 家を作り、どちらもオオカミに吹きとばさ れてしまいます。三びきめの子ぶたはレン ガで家を建てます。オオカミはいくら頑 張っても吹き倒すことができません。さ て、この後はどうなるのか。ここから話は 二種類にわかれます。
絵本を読み始めるのは、何歳くらいからでしょうか?最近では、あかちゃんの検診のときに図書館のひとがあかちゃんに絵本を読んであげ、おかあさん、または保育者に絵本のことや図書館のことを説明する「ブックスタート」を実施している自治体がふえてきました。
アメリカの東部、ニューイングランドにある古い農家にホイティッカーさんと奥さんが住んでいます。夜になると、決った時間に階段がミシリと鳴り、広間のドアがギイーときしります。すると、猫のハーマンはねずみをとる時間だなとわかります。
ミリー・モリー・マンデーは、草ぶき屋根の白いきれいな家に、おとうさんとおかあさんとおじいちゃんとおばあちゃんとおじさんとおばさんと一緒に住んでいます。おとうさんは野菜を作り、おじいちゃんは、それを市場へ馬車で運び、おじさんは牛乳とたまごをとるために、牛とにわとりを飼っています。
こどもたちは、いい子でいようと思っています。けれども、いつもいい子でいることは、決してたやすいことではありません。ときには、悪い子でありたいという誘惑に抵抗できなくなります。
上海に着地しようとする飛行機が降下するにつれて、海の水の広がりのなかに畑らしい緑や地面の土の色が形を成し、それと同時に、大きな川が海に流れ込んでいくのが見えてきました。これが、あの長江かと思うと、はじめてなのに、なんとなく懐かしい気がします。長い間アメリカの子どもたちに親しまれてきた絵本の主人公であるアヒルのピンの故郷が、この世界でも三番目に長いという川なのです。
おもしろいお話の本には,それにふさわしい絵がついているのが望ましい。あのアリスも「絵のない本なんて・・・」といっている。そして、話のなかには、食べるところが出てくるのも望ましい…
今の滋賀県はかつて近江の国といわれていました。近江とは淡水と音が同じなので、大きな海のような湖である琵琶湖を、淡水の海といったことからきた地名であるともいいます。その琵琶湖には、昔からたくさんの魚がすんでいます。なかでも…
今年の夏、ハワイ島で星を見ることができました。残念ながら雲が多かったのですが、冷たく銀色に輝く細い三日月が雲に淡い光の輪をなげかけて、とても神秘的でした。あたりは、自分の足すら見えない真っくらやみでした。見上げると、空には無数の星が、文字通り大粒のダイヤモンドを惜し気もなく、ばらまいたように、きらめいていました。…
久しぶりにイギリスに行ってきました。エディンバラからケンブリッジまでドライブするということだけ決めて、あとは現地で情報を収集して、出来るだけ楽しい時を過ごそうという、かなり大胆な、というよりいい加減な考え方で出発しました。さて、エディンバラのインフォメーション・センターで当面の目的地であるヨークまでの道をたずねたところ…