1952年~1956年

■1952年昭和27年6月

東大阪市鴻池元町に 鴻池幼稚園設立認可(木造4教室)

■1955年昭和30年1月

学校法人鴻池学園に設置者変更

■1956年昭和31年10月

鴻池学園第二幼稚園認可(翌年4月1日開園)

1957年~1960年

■1957年昭和32年7月

宿泊保育を初めて実施。現在では全国に普及する

■1959年昭和34年4月

大阪幼稚園友の会(13園)を結成する。 発達心理学の研究に入り、実践の土台をつくる。 第1回幼稚園まつりを開催(大阪幼稚園友の会会長)

  

1960年~1969年

■1960年昭和35年4月

大阪府私立幼稚園会会長就任し、幼稚園バスの自動車税減税を陳情する。
(大阪府通園安全協議会を結成、アメリカ、ドイツの交通対策を参考に、園児を自動車事故から保護するように法的整備を陳情。昭和39年に法的処置が認められる)

■1962年昭和37年4月

発達心理学者Jean Piaget の理論を使用し、初めて切り抜いて貼る操作的教材を開発してピアジェ理論を普及。 現在の「かず・ことば・かんさつ」などの教材をその他の教材に発展。

■1963年昭和38年7月

鉄筋6教室新築 旧園舎

■1965年昭和40年

鴻池学園第二幼稚園 保育室5増築

■1966年昭和41年4月

枚方市幼稚園会会長の在任中、大阪府で初めて市の保護者助成金を獲得、現在のような市町村よりの保護者助成の道を開く

■1968年昭和43年11月12日

スイスのジュネーブでPiaget氏を訪問。博士の理論を現場に適応している教材を説明する。 教材監修J.Piaget博士は資料を永久保存にすると大変喜ばれた。B.Inhelder 12日はインヘルダー博士を紹介される。

■1969年昭和44年1月

鴻池学園第三幼稚園敷地を確保。本園8教室改修、第二園、3教室新築。
当時は心理学会では有名なピアジェ理論ではあったが、幼稚園関係者には無名であった時代でした。全国で講習会を開催し、ヨーロッパ、カナダ、アメリカを訪問して、「国際幼年教育者会議」の参加を呼びかける。文部省より日本幼年教育会の認可を受け理事長に就任。中央教育審議会で初めてピアジェ理論の発達段階がモデルとして紹介される。

1970年~1975年

■1970年昭和45年6月21日~25日

心理学の巨人J・ピアジェ博士を招聘し、国際幼年教育者会議を開催。ここで博士は世界で初めて創造的教育論の論理的根拠を発表(大会委員長)当園は集合の理論を発表。ピアジェ博士が鴻池学園第二幼稚園を見学。

■1970年昭和45年 6月28日

「幼児教育を考える」でピアジェ博士と共にテレビ出演

■1971年昭和46年

ハーバード大学を訪問し、認知研究所を見学、またジェローム・S・ブルーナー博士(ハーバード大学教授)を日本へ招聘し、第10回幼年教育研修会を開催(大会委員長)

■1975年昭和50年11月4日

教材「ファーストシリーズ(60単元)」の教材をピアジェ博士に監修して頂く、「可能性を含む素晴らしい教材である」とサインして頂く。 ジェネーブ大学ピアジェ会のゴールド会員に園長が推薦される(テンプル大学主催) 1975年昭和50年7月19日 台湾でピアジェ理論の実践について研修会を開催。

1976年~1985年

■1976年昭和51年4月1日

日本私立幼稚園連合会広報委員長就任(常任理事)

■1978年昭和53年12月22日

クリスティン・ジリエロン博士(ジュネーブ大学研究主任)を日本に招待し、78年幼年教育者会議を開催(大会委員長) 重なりの実験発表(松井和男)

■1979年昭和54年

園長がピアジェ会ゴールド会員に選ばれる(スイス・ジュネーブ大学)

■1980年昭和55年4月

鴻池学園第二幼稚園園長に松井和男就任

■1981年昭和56年

ピアジェ博士追悼・第19回春季研修会開催

■1983年昭和58年4月

鴻池学園第三幼稚園認可 園長 松井 和男就任

1986年~1992年

■1986年昭和61年

台湾ピアジェ会誕生。台湾代表 陳 治会長。研修会に園長が主席講師として参加。台湾にピアジェ理論を普及。

■1987年昭和62年

幼稚園教育要領のあり方についての見解を塩川文部大臣にピアジェ理論の重要性の意見書を提案、平成2年の幼稚園教育指導要領改訂の総論に生かされ、量から質への教育転換の理論的根拠となる。

■1990年平成2年7月28日

スイスからサーダ・ロベール博士、アメリカからジョージ・フォーマン博士を招聘し、国際幼年教育者研修会を開催(大会委員長)

■1991年平成3年8月21日

韓国ピアジェ会が誕生。アジア幼年教育者会議に園長が主席講師として招聘され、韓国にピアジェ理論を普及する。

1993年~2000年

■1993年平成5年5月8日

鴻池学園幼稚園(本園)全面改築着工(創立40周年記念事業)
ピアジェ博士生誕100年祭準備のため、ジュネーヴ大学訪問

■1995年平成7年7月24日

アメリカからジョージ・フォーマン博士(マサチューセッツ大学教授)を招聘し、アジア幼年教育者会議を開催(大会委員長)

■1996年平成8年9月10日

ピアジェ生誕100年祭に博士の胸像を贈る。スイスのジュネーブ大学構内バスティオン広場に建立され除幕式を行う

■1997年平成8年3月

松井 春江退職 創立以来46年間学園に貢献して退職される。

■1997年平成8年7月

カリフォルニア大学斉藤法子博士が来日する。以後毎年、春と夏の研修会に来日し、ピアジェ教育の実践を講演する。

■1998年平成10年

ピアジェ教育資料館完成スイス総領事をお迎えして公開する。

■2000年

記念本園ピアジェ胸像と動物噴水完成

2001年~現在

■2000年平成12年7月

松井公男学園長 カリフォルニア州立大学より教育に貢献した証しである、教育功労賞を受賞する。

■2002年平成14年9月

ピアジェ博士群像 完成 除幕式

■2003年平成15年3月

歩学園幼稚園 新園舎落成式が実施

■2003年平成15年7月

カリフォルニア州立大学附属教育大学より教育貢献賞受賞を当学園より3名受賞
鴻池学園第2.3幼稚園、歩学園幼稚園 園長 松井 和男
鴻池学園幼稚園 副園長          梶 美智子
朝陽ケ丘学園幼稚園 副園長        小林 芳子

■2005年平成17年6月27日

チェコ共和国OMEP国際会議にて鴻池学園の教育が紹介され、ピアジェ理論の教育効果について発表される。

■2006年平成18年7月19日

学校法人 朝陽ヶ丘幼稚園 新園舎落成式

■2007年平成19年8月

鴻池学園第三幼稚園 一部改装工事

 

■2008年平成20年3月

鴻池学園幼稚園の園庭を緑化(築山)完成
鴻池学園幼稚園 園長 松井 公男退任 学園長に就任
梶 美知子 園長に就任

■2010年平成22年4月

鴻池学園幼稚園にニコニコ農園完成

■2010年平成22年7月

カリフォルニア州立大学名誉教授 斎藤法子氏来園
「子育てサポート」を実施

 
■2011年平成23年4月

鴻池学園理事長に松井和男就任

■2011年平成23年7月

2歳児プティ園舎竣工

■2014年平成26年7月

スイスと日本との国交樹立150年を祝して、スイス名誉総領事 ディーター・ ソンマハルダー氏が来園する。

■2015年平成27年4月

認定子ども園制度導入
新たらに0~2歳の保育園部門「「鴻幼バンビ」を開園
同年11月に新園舎バンビ竣工